有名テーマパークでも重宝されるペイント技術を学んで仕事にする!特殊塗装のプロから直接学べる講座をレポートしました

こんにちは、タカラ塗料スタッフのMです。

テーマパークや遊園地に行ったときに、わざと古びたような造形物を見たことがありませんか?
その多くは本当に錆びたり汚れたりしているのではなく、エイジング塗装という「ペイントで作った見せかけの汚れ」なんです。

求人でも重宝されるスキルですが、学べる場は少なく経験者重視の狭き門ですよね。
そこでご紹介するのが、株式会社ARACO様主催の大人気講座『「特殊塗装」すご技職人養成塾』です。
この講座では、「高付加価値な特殊塗装を学んで、お仕事の幅を広げたい」という方に、業界レジェンドが直接指導してくれます。

昨年、2024/10/17に開催された第6回講座を見学させていただいたので、その様子をレポートさせていただきます。

特殊塗装(デコラティブペイント)とは?

講習について詳しくご紹介する前に、特殊塗装(デコラティブペイント)について解説いたします。
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デコラティブペイントとは、サビ・カスレといった経年変化や、木目・大理石・岩・レンガなどの質感をリアルに表現する塗装技術のこと。
東西大手テーマパークはもちろん、高級ホテル・商業施設のインテリアやオブジェの装飾、壁・天井などに施されます。
「防火や内装制限があり本物の木を使えないから、コンクリートを木に見せてほしい」という要望に対応できる手段で、近年需要が高まっています。

見てください。こちらの画像の木目は、塗料をたった2色使って描かれたものです。
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これだけすごい技術なので、大手ゼネコンでも自社の設計施工物件で採用するほど特殊塗装への理解が進んできています。
しかしながら、増え続ける需要に対して職人の数が圧倒的に足りていないというのが課題となっています。

そこで、特殊塗装の第一人者である株式会社ARACOの代表取締役の荒木さんが、後継の育成のために「特殊塗装」すご技職人養成塾を開催しています。
出来る人が少ないということは、逆に言えば特殊塗装の技術習得で高付加価値の塗装ができるようになればお仕事の幅が広がり、所得やステータスアップの実現につながるチャンスとも言えます。


第6回「特殊塗装」すご技職人養成塾はどうだった?レポートします!

お待たせいたしました。それでは、昨年10/17に開催された第6回講座の様子をご紹介いたします。

こちらがご指導くださるデコラティブペイントの巨匠、株式会社ARACO代表取締役の荒木さんです。
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まずは、荒木さんがお手本を描きながら、塗装方法の解説をしてくださいます。
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今回は、20人を超える参加者が各地から集まっていました!第6回はすぐにお申込みの枠が埋まってしまったんだとか。

次に、実際に塗装を体験してみます。皆さま苦戦しつつも新しい技術の習得に熱心に取り組んでおられました。講習中で使う道具はあまり一般的では無いものが多いですが、そのあたりも詳しい解説を聞くことができます。
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塗装中も荒木さんが見に来て指導してくれます。
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こちらの講座に参加された方々からもお話を聞くことができたのですが、塗装業の方だけでなく、建築関係の方や工務店さん、補修のリペア職人の方まで幅広く参加されていました。
どの方も、新しい技術を身に着けてお仕事の幅を広げることに非常に意欲的で、熱意溢れる思いを聞くことができました。
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レポートは以上となります。より詳しく知りたいと思った方は、ぜひ一度参加してみてくださいね!
講座は一日目のみの参加も可能ですが、17~18日の二日間みっちり学ぶコースも選べました。

参加してみたい方へ

講座に参加して特殊塗装の技術をぜひ身に着けたい!という方は、当店の運営するサイト調色屋のメールマガジンにて開催時期の1~2カ月前くらいに通知予定です。塗料や塗装に関するお役立ち情報も配信しておりますので、ぜひともご活用ください。
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