スタッフTです。インスタやXなどでおしゃれなインテリアを発信している方が紹介している中に「モルタル天板」をよく見かけます。
モルタル天板はナチュラルな空間、スタイリッシュな空間のどちらにも映えて素敵だと思う方が多くいらっしゃると思います。
モルタル天板で後悔するのはどういった点?
その反面「躊躇している」「後悔している」という意見も見られます。
「躊躇している」方の多くの意見は、その費用面の高さ。完全オーダーかセミオーダーのもの、欲しいと思っても簡単には手に入れることが難しいようです。
そしてモルタル天板のテーブルを購入された方の「後悔している」ポイントは
・思っていた仕上がりと違った
手作業で作られているため、ネットショップやショールームで気に入ったものを注文したつもりでも、実際はイメージが違ったり、インテリアに合わなかった、という声もあるようです。また、技術力に差が出るので、残念な仕上がりのものが届いたという例も。
・メンテナンスが大変
ワックスで防水や汚れ防止をうたっているものは、お手入れが大変だそうです。食卓テーブルにワインや油が落ちてしまったら、染みが完璧には落としきれず、小さなお子様のいる家庭ではモルタル天板の採用を諦めてしまう方もいるようです。
・修理が高額
丈夫な作りでも、欠けてしまうことだってあります。そんな時は高額な修理費用や時間を要するので不便だったという意見もありました。インテリアのテイストを変えたいという理由で手放す方もいるようです。
初心者でもできる!おしゃれなモルタル天板をコテDIYで自作する方法
こちらはIKEAの木製バタフライテーブル。
コテを握ったこともない自分が、タカラ塗料のマイクロセメント「モルクラフト」を使って制作したものです。
「マイクロセメントって何?」
と思われる方でも「モールテックス」の名前はご存知の方もいらっしゃるかも知れません。
モルタルのキッチンカウンターやテーブル天板は、樹脂の入ったモルタル=マイクロセメント で作られているものがほとんど。
モールテックスはプロの左官職人さんにしかできない技術・材料・工具が必要ですが、
タカラ塗料のマイクロセメント「モルクラフト」は、自分でDIY施工もできる!
初挑戦のモルクラフトで、テーブル天板をDIYした様子をご紹介します。
直接施工しても良いのですが、今回はホームセンターで木材を買って枠組みをつくり、その上に板を貼りました。取り外しができる蓋のような状態です。
組み立てた時のビス穴はパテを塗って、丁寧に処理をします。
密着をさせる専用の下塗り剤「モルクラフト専用プライマー」を塗ります。ローラーで塗るので難しいことはありません。
板の木目を消すために専用のベース材「モルクラフト専用ベース」を塗ります。はじめてのコテ作業です。うすく塗り伸ばしていきます。
そしてこちらが、モルクラフトの主材。やわらかいペースト状なので、ケーキのクリームを塗っているような感覚です。うすく塗る必要があるので、コテ面を使って平らにならしていきます。
乾燥させてから、もう一度塗り重ねます。
2回目の「モルクラフト主材」を塗ってから、コテを使って磨く作業をしていきます。コテの端を使って力を入れてしごいていくような感じです。そうすることで、表面の目が詰まってムラや艶がでてきました。
最後に「モルクラフト専用トップコート」を2回塗って完成。
IKEAの古い木製スツールの上にもモルクラフトを塗って、おそろいにしてみました。
ついに完成です。ひんやりとした一枚岩のようですが、木製の木枠にモルクラフトを塗りつけているだけなので、非常に軽いです。表面のうっすらとした艶と輝きで白熱色の照明が反射したせいで、画像加工一切無しなのにソースカツ丼が美味しそうに見えます。
初めての挑戦でも、手順と乾燥時間さえ守ればいい感じにモルタル天板が完成しました。
オーダーメイドでモルタル天板を注文するより安価で、2日あれば完成できる手軽さ。
トップコートの防水性と汚れにくさ、熱に強い点は、色々な実験をしてみましたのでまた次回のブログでご紹介します。
そして何よりも自分で作ったので愛着もひとしお。
タカラ塗料のマイクロセメント「モルクラフト」ご興味持たれましたらぜひ、こちらよりご覧ください。
詳しい説明や、その他の施工事例もご覧いただけます。
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